アルミックイマイの技術

曲げ

 アールサッシに欠かせない技術が「曲げ」です。アルミックイマイでは、どんなご要望にお応えできるだけの曲げの技術を持っています。

 その技術を支えるベテランの職人「大矢末男」。曲げ一筋40年、ベンダーを我が手のように、ハンドルをさばきながら力加減とタイミングをその鋭い目で追います。曲げたサッシ材のほとんどは、一発でOK。何度も定規に合わせることなく、職人技で曲げることができます。

 アルミックイマイでは、仕上げにも気を配っています。通常曲げたサッシ材は、その曲げ部分に極度の負荷がかかるため表面層に細かなひび割れが生じます。弊社では曲げた後に表面処理を行うので、大変きれいな仕上がりとなります。

三次元カット

 時にサッシに求められるのが「三次元」。デザインや強度等の理由から、建物の形状に合わせるのに、90度のベクトル以外の角度を求められることは少なくありません。それも、単なる一軸方向だけではないことも。

 そんな頭を悩ませるような三次元カットにも応えるのが、入社8年目の「蕨野純也」。展開図面を見るや、回転ノコギリ台の調整を終えサッシ材を切断します。切断した材は見事に寸法通り。

 昨今の設定やデザインの要求はより複雑になっています。その複雑な要望にも応えるには三次元カットは重要な技術なのです。

設計

 設計は、たくさんの若いスタッフが担当しています。柔軟な発想で、設計士やデザイナーが描くスタイルを実現可能な図面に書き起こしていきます。

 単に形にするだけではなく、特にトップライトに求められる「雨仕舞い」を考慮しながら設計します。時には、ご要望と雨仕舞いの両立に悩み、部署内で知恵を出し合いながら実現させることもしばしば。

 入社数年から20年を超えるベテランまで、その技術の伝承、また時代のニーズにあった進化をしながら、アルミックイマイの心臓部を支えています。